平成12年6月29〜30日、天台宗四国教区総合研修会で、ホテル祖谷温泉さんに大変お世話になりました。「一度行ってみたかった」という念願がやっとかないました。まさに大自然の中の一件宿で名物の露天風呂は格別です。

深く険しい断崖絶壁が続く四国・徳島県の祖谷渓。その昔、源平の合戦で敗れた平家の残党がこの祖谷に落ち住んでいたといわれます。付近には天然のシラクチカズラで編まれた吊り橋「祖谷のかずら橋」があることでも有名な地方です。
「秘境・祖谷渓の一軒宿」というホテル祖谷温泉の露天風呂は、専用ケーブルカーで170m下の谷底に降りたところにあり、渓流を眺めながらゆったりと温泉に入れます。また、渓谷を一望できる展望浴場(内風呂)もあります。

専用ケーブルカーへはホテルロビー脇から乗ることができます。ケーブルカーの車体角度は相当急で、車内に入ると、「♪♪祖谷のかずら橋ゃー、ゆらゆら・・・」と、民謡のテープが流れ、5分間の露天風呂&ケーブルカーの旅が始まります。車窓からは雄大な渓谷の眺めももちろん楽しめます。
露天風呂は男女各一つずつあります。露天風呂の隣はすぐに渓流。自然石を配した露天風呂で、渓流の流れを見ながら、また、その渓流の音色を楽しみながら、ゆっくりお風呂に入らせていただきました。また、お風呂から吊り橋や小さな滝も見えました。
39.3℃の源泉をそのまま引き込んでいるので、お湯加減はぬるめです。露天風呂は、帰りのケーブルカーの最終発車時刻が夕方17時発となっています。また展望浴場(内風呂)は24時間入浴可能です。
また、展望レストランや夕食では、祖谷そばや渓流の川魚、山菜の料理等が楽しめます。

ホテルの飯田栄一支配人(当時)さんは、「6月頃、雨が降る中、渓流の流れの音を聞きながら、ゆったりと時間をかけて露天風呂に浸かるのが個人的には最高です!。お風呂上がりは温泉成分が効いてポカポカです」と、語ってくれました。実は飯田支配人さんは天台宗四国教区檀信徒会副会長さんでもあります。


●泉質・泉温/単純硫化水素泉・39.3℃
●効能/神経痛、リウマチ、皮膚病、糖尿病、疲労回復など
●ホテル祖谷温泉(徳島県三好郡池田町松尾)電話0883-75-2311
宿泊者以外の方も日帰り入浴は可能です(ケーブルカー代金を含め1500円)。むろん宿泊者は自由に露天風呂に入れます。


写真(1)

写真(2)
写真(3) ◆写真特集◆

写真(1)
男性露天風呂の様子。温泉は源泉からトウトウと絶え間なく湯船に注がれ続けている。

写真(2)
露天風呂への往復は専用ケーブルカーで行く。露天風呂は170メートル眼下の渓谷にある。

写真(3)
男性露天風呂からの渓谷美の様子。眺めは大変すばらしい。また渓流の音色が心地よい。

2000.07.05版
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