天台宗の仏壇のまつり方(1) |
![]() 『天台宗のしきたりと心得』(天台仏教青年連盟監修)より |
天台宗の仏壇のまつり方(2)−略式− |
![]() 『天台宗のしきたりと心得』(天台仏教青年連盟監修)より |
| コラム 「壇」と「檀」 |
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家庭に祀るブツダンは一般的に仏壇と書きます。 「檀」は「まゆみ」という喬木のことで、材質が強く弓の材料に使われます。そして、紫檀・黒檀・白檀など念珠に用いられています。また、檀は布施の意味があり、『大智度論』十二に「仏檀」が出典されています。 「壇」は土を盛り上げて築いた高いだんのことで、礼拝対象を祀る祭壇や、会見や対論で双方が立つ土壇でした。また、土壇は、別に斬罪を執行するために築く壇にもなったので、土壇場(どたんば)は刑場を意味し、死刑の際に身を置く場所から、後にせっぱ詰まった時をいう意味に転じたのです。 五来重氏は、仏教民俗学的観点から「広辞苑等の辞書は寺院の仏壇との混同である」と、家庭のブツダンは「仏檀」が正しいと主張されています。 一方、橋本芳契氏は、檀家にある仏壇で仏檀とか、木製だから仏檀という説もあるが、「語の正体をわきまえるなかに、仏壇の真義を知る」と、「仏壇」が正しいと主張されています。仏壇店の名前は「仏壇店」「仏檀店」のいずれの場合もありますが、最近では、「仏壇店」とする方が多いようです。 |