*蕪村句碑(長尻の句碑)
妙法寺中興四百年を慶讃して、新たに蕪村句碑(下記・長尻の〜)が、大岡真淳住職、大岡真祥師、檀信徒総代の松田松蔵氏、田邨勝美氏、原田稔氏の発願で、平成12年4月に建立されたもの。石碑の揮毫は妙法寺中興第十八世・大岡真淳による。
石碑の句は、俳人画家・与謝蕪村(よさぶそん・1716−1783)が明和5年の初夏に讃岐香川から京都へ帰るとき、当山で俳句を詠み残したものである。
と讃岐香川での様々な思い出を胸に、少々長く逗留しすぎたことを詠んだ句である。長尻句の石碑文字は以前に棕梠が植えられていた所に建てられた。棕梠はヤシ科の常緑樹で、平成時代に山門から入った右側(北側)に1本植えられている。